2025年06月11日号
今週の活動報告です。
- 潟杜:色々考え中
「カンパーナ六花亭」です。
ぜひ行ってください。わたしは、ぶどうの実る季節にもう一度行って、息をのむような、見た事がないほど広いぶどう畑がどこまでも続いているのをずーっと眺めていたい。
空気の透きとおった日だったらなお良い。聳え立つ山々が、今回は、雲に覆われてほとんど見えなかったけれど、晴れていたら全部見えるんだ、と思うだけでぞくっとした。
そして「ふらの餅」を焼いてもらって、食べるのだ。行く前に、写真だけを見て、冷蔵のショーケースにあるかな? と勘違いをして売り場を三周ほどしたのは内緒だ。
あれは、お正月に炙って食べるお餅を、もっともっと美味しくしたような、大変素晴らしいものなのだ。ジューッと軽く焦げ目がつくくらい焼いてもらって、アチアチなのを席に持って行って食べるのだ。しょっぱさがあり、柔らかい甘みがあり、ほっとするような香ばしさがある。笑っちゃうくらい美味しいのだ。
ところでわたしは、帰省する時、お土産何がいい? ときくと、ほぼ毎回「六花亭のチョコレート」をマザーからオーダーされる。
道民Lv.1のわたしは(六花亭のバターサンドでも、ロイズのチョコレートでもなく……?)と少しの疑問を抱きながら近所の店へ行き、なぜかばらばらでしか売られていないチョコレートをかき集めるように買って、持って帰る。
もちろん六花亭にも、ちゃんとチョコレートはある。
六花亭のチョコレートが美味しくない訳がなかろうが、他の定番銘菓を差し置いて、一体何がマザーの心をそんなに惹きつけるのか、長年疑問であった。
それが「カンパーナ六花亭」に行った事で、幾分謎が解けた。
「カンパーナ六花亭」の中には、今まで見た事のないチョコレートが沢山並んでいたのだ。
それらは、多くは花をかたどったもので、見て良し、食べて良し、ついでに箱も可愛らしいので思い出として取っておける、およそマザーが喜ぶ要素しかない逸品であった。子であるわたしがぽいぽいと買い込み、空になった箱を今も何となく机に置いて眺めているのだから、これはもう間違いのない事なのである。マザーのスケッチブックには、様々な色で描かれた綺麗な花が、たくさん残っている。
(本当はこっちが欲しかったのかもしれない……)
と思いつつ、未だ帰る目処は立たない。
ごめんよ、次は何とか、同じものを買って帰れないか探してみるよ、と心の中で詫びながら、マザーのファザーの形見のカメラでぶどう畑を撮って帰った。
読んだ
- まどろみバーメイド ⑦
今さら気づいたのですが、陽乃崎姉妹のお名前って四人とも鳥にちなんだものなんですね。風流で良いなあ。
再読
- 獣の奏者 Ⅱ王獣編